〈企画展〉それでも下水は止められない。

6月27日　くもり

仙台市地下鉄東西線の荒井駅構内にある「せんだい3.11メモリアル交流館」。
現在開催されている『〈企画展〉それでも下水は止められない。』の広報物、展示物のお手伝いをさせていただきました。

2019年1月22日から7月7日までという長い期間の展示。まもなく終了ということで撮影をかねメモリアル交流館へ。

空間構成を担当された大沢佐智子さんの提案で、仙台市の土木遺産の煉瓦下水道をモチーフに、あたかも下水管の中を通っているような空間がとても印象的です。

南蒲生浄化センターは仙台市の約7割の下水を処理しています。海のそばに施設があるため、震災当時、津波に呑まれ、施設自体も甚大な被害を受けています。

下水という、どんな人の生活にも関わっている処理施設が被災することの意味、復旧までの職員の方々の思いや、これからへ向けてのメッセージ、これらを「誇張しすぎず、事実のみを分かりやすく伝える」ために、普段以上に意識し、関わった全員で思案したことを改めて思い出しました。

詳細はworksで改めて紹介させていただきます。

　｜　19.06.27　|