SkyStars.LLC - 合同会社スカイスター

きらめきとひらめきを

SHIRO Lab.ともにつくる実験場 48時間デザインマラソン

「SHIRO Lab.ともにつくる実験場」は仙台市が主催する、仙台市域に暮らす障害のある方と地元クリエイターが共同し商品開発を行うプロジェクト事業です。この事業は2016年度に市民と仙台市がともに課題解決を目指し、市民協働事業提案制度として始まりました。障害のある方たちによる表現作品の魅力と、作品の魅力を引き出し社会に発信するデザインの必要性を伝えるために生まれました。2017年度から東北楽天ゴールデンイーグルスを一緒に観戦し、その後、応援グッズをデザインする取り組みが進められ、2018年度は2回目の開催となりました。

東北楽天ゴールデンイーグルス応援グッズをデザイン

プロジェクトにはスカイスター2名を含む、35名がエントリー。(福祉事業所4団体、デザイナー9名、個人3名)参加者より6チームが編成され、チームごとにコミュニケーションを深めながら、48時間の中でデザインを組み立て、採択・商品化を目指したプレゼンテーションを行います。デザインは楽天野球団、仙台市経済局、ファシリテータ、エイブル・アート・ジャパンの皆さんにより審査され3チームのアイデア、デザインが正式採用されます。

※写真はプレゼンテーションシーン他:定禅寺ギャラリー/展示パネルより

多様性の尊重を目指したデザイン

スカイスターは、社会福祉法人なのはな会こまくさ苑の4名のメンバーとデザインを進めました。メンバーは「多様性の尊重」の中、ひとり一人の持てる力を自由な表現の中で、発揮できるようお互いに認め合いを目指して日々、創作活動の時間を過ごしています。4名の方と試合観戦をし、色々な話や食事をしながら、それぞれの人柄や表現の特徴やこだわりを大切にデザインを進めました。

※写真はプレゼンテーション企画趣意書より抜粋

Tote bag, Sports towel, Sports towel, Key holder
2018-
AD: Norihiro Itoh
D: Norihiro Itoh, Michika Anbo
写真提供::NPO法人エイブル・アート・ジャパン 写真:三浦晴子