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きらめきとひらめきを

株式会社 武田染工場×丸亀うちわ(香川県うちわ協同組合連合会)_コラボレーションうちわ(注染手ぬぐい/うちわ)

武田染工場は、創業300年、宮城県仙台市で伊達の城下町文化を現代へ伝える老舗の染工場です。現在では希少な伝統染色技法となった「注染(本染め)」と「硫化染め」を中心に、手ぬぐいや帆前掛けをはじめとした製品づくりを行っています。代々受け継がれた職人技により一枚一枚、丹念に染め上げます。一方、丸亀うちわは海と山に囲まれた風光明美な丸亀地方に古くから伝わる香川県を代表する伝統工芸品です。継承され続ける職人の繊細で鮮やかな手仕事が魅力です。1本1本に趣のことなるうちわは粋で優美な姿を映し出し、古き良き伝統を守りながら時代の移ろいとともに、新しい挑戦に向き合っています。

受け継がれる伝統と幾多の工程を経て生まれる卓越した職人技

注染手ぬぐい:明治時代、日本で開発された独自の染め技法とされる「注染(本染め)」。ジャバラに重ねた生地に、色の境目に特殊な〈糊〉で土手をつくり「やかん」と言われる道具で、染料を注ぎ模様を染める型染め法です。長年に渡り日本文化の粋な庶民ファッションを支えてきた伝統技法です。この染色法は布地の芯まで染料が浸透するため表裏が無く、高級感あふれる美しい仕上がりが特徴です。丸亀うちわ:「伊予竹に土佐紙貼りてあわ(阿波)ぐれば讃岐うちわで至極(四国)涼しい」と歌い継がれる丸亀は、材料すべてを近隣で揃えられる恵まれた土地。また、全47もの製造工程のほとんどを頼る職人の手仕事は「丸亀うちわ」の要です。地紙ひとつとっても、破れにくくするため、素材の厚さにより糊の濃度を調節するなど「丸亀うちわ」は最高の材料と卓越した職人技の集大成なのです。

双方の伝統技術が地域を超え、新しいものづくりと価値への想いが融合したデザインに

武田染工場さまのオリジナルブランド「NEO JAPAN STYLE 武染」の注染手ぬぐいの柄をデザインさせていただき、手ぬぐい布地を地紙に使用し丸亀うちわさまにあつらえていただきました。双方の伝統技術が地域を超え、新しいものづくりと価値への想いが融合したデザインに仕上がりました。(写真下:手ぬぐいの型。柄は「仙台花鳥図(せんだいかちょうず)仙台ゆかりの雀と笹、伝統の吉祥柄である竹と梅をモチーフとした総柄のデザインです。/うちわの穂や地紙の必要な所に「のり」をつけ貼りつける様子。)

台湾『日勝生加賀屋』にてコラボレーションうちわが設置・販売されました

台湾『日勝生加賀屋』にて、丸亀うちわが設置・販売されました。客室には、高知「土佐和紙 落水」とコラボレーションした小判型の丸亀うちわを設置。レンタル浴衣ご利用のお客様には、「創業300年の武田染工場」とコラボレーションしたかわいい丸亀うちわをプレゼント。そして売店では、丸亀の職人が手作業で作った丸亀うちわを販売しております。今回、設置・販売される丸亀うちわはすべて職人によって作られた美しい丸亀うちわです。(丸亀うちわサイト:NEWS2017.06.29抜粋)

Links
創業三百年みちのくの染工房 武田染工場
丸亀うちわ(香川県うちわ協働組合連合会)

Tenugui, Uchiwa
2017-
AD: Michika Anbo
D: Norihiro Itoh, Michika Anbo
P:MARUGAME UCHIWA(うちわ写真)